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保育士が不足 [社会]

昨日、NHKラジオで、法改正により、待機児童回避のため、保育園が容易に新しく作れるようになる話を聞いた。保育士という資格を持っていなくても保育園で働けるようになるのだとか。

全国で保育士という資格を持っている人が保育園や幼稚園で働いてくれれば、待機児童は回避できるのだが、賃金の低さや労働の過酷さで勤める人が少ないのだとか。

確かに新聞折込の求人広告を見ても、薬剤師:時給2500円、保育士:時給750円。コンビニやスーパーなどの小売業:時給780円。これでは本当に子供が好きな人でないと資格を持っていても成る人は少ない。

何故、待機児童がいるのに給与が低いのか?

国からの補助が得られず、かといって保育料相場は決まっているので、運営の為に給料を上げられないのだとか。

では、待機児童がいるのに国は何故、補助しないのか?今まで法改正しなかったのか?

投票率を考えると、高齢者の比率が高く、議員が票を得るために、高齢者重視の政策を優先し、投票者の少ない若者向けの政策を後回しにしている背景もあるのだとか。

それを聞いた時に、昔の人が「姥捨て山」を設けていたのは合理的だったと感じた。

若い人たちや子供たちに目を向けない人や国は滅ぶのではないか?とも感じた。

先日、20代の若者から聞いた「納得できないニュース」として・・・新たに保育園を作るのに、地域の住民たち、しかも高齢者たちが「子供たちの声がうるさいから」反対したのだとか。

それと同じ違和感を感じた。

子供や若い人の存在があってこそ、日本の未来がある。

子供たちに私は何が残せるのか?

昨日からそんなことを考えている…


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