ドラマ「泣くな、はらちゃん」 [社会]
日頃TVを見ない生活をしている私だが、1月に何気なくつけたTVでドラマ「泣くな、はらちゃん」を見て気になって毎週観ている。
実に面白い。
http://www.ntv.co.jp/harachan/
主人公のかまぼこ工場に勤める女性が、日頃の職場でのストレスを解消するために、漫画として日記を書いている。
ところが、漫画の主人公が現実の世界に飛び出してくる物語。
漫画の世界からするとこの現実の世界は、見るもの聞くもの全てが初めてで新鮮で夢のような世界だという。
しかし、TVなるものを初めて見て、そこで流されるニュースの映像:戦争、地震、津波、飢餓、子供たちが死んでいく姿を見て涙を流す。
夢のような現実の裏側を見せられる。
そうなのだ。現実は夢のように素晴らしい一面もあるが、厳しい現実もある。
生きていかなくてはいけないのだ。アンパンマンの歌ではないが、食べないと死んでしまう。
厳しい現実の中で、雨露しのげる部屋で寝ることが出来、日々食べることができる。これだけでも幸せなのだ。
そして何よりも日々生きている(生かされている)、これが幸せのスタートなのである。
決してこの世界は漫画の世界ではない。
バカバカしい展開で何か懐かしい感じのドラマだが、大事なことを気付かせてくれる(両想いになれることは奇跡であることなど)面白いドラマでおすすめである。
2013-03-12 15:41
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