AIに勝てるのか? [社会]
小売業界で働く友人が教えてくれた。
その小売業のある地域で発注をAIに任せて試験して数年。立地条件や天候、イベント催事、時間帯etc AIがデータ分析し発注内容を提案しそれを人間が最終的に判断し、決定する。
その結果、前年比+0.6%だったとのこと~。さすが、AI!やるじゃんと思ったが、詳しく聞いてみると…その友人が担当する発注と比較すると…その友人の結果は前年比+5%…なんとAIの10倍近く成果を挙げているのだ。
なんだ~やっぱり、AIより人間の方がスゲーじゃんと一瞬で我に返った。
やはり、AIはまだまだなんだなぁ~と。
でも、そこで疑問に思ったので、その友人に質問をぶつけてみた!
将棋の藤井君はAI将棋で学んでいるらしいじゃん。その藤井君が将棋界の8個あるタイトルの内、5個持っていて、現在も無タイトルの羽生(羽生氏は過去7冠持っていた時代がある我らのアナログ同世代!)が藤井君に挑戦している真っ最中(2勝2敗の五分~これはこれで羽生氏の凄いところ。他のタイトル戦では圧勝が多い)。何でAIに学ぶ藤井君が凄いの?
これは俺の仮説なんだけどね~という前置きがあり・・・
将棋というのは、決まりきった一定のルールの中で行われる。1手打つとAIは何百手先まで考えられる。藤井君は奇抜な手を敢えて打ってみて、AIの打つ対策を覚えているのではないだろうか?・・・と。そこから更にAIを越える手を打つ訓練をしているのでは?定石通りだと勝てないので、(そりゃぁそうだ!みんなプロなので定石は当たり前田のクラッカー)今までのプロ棋士が考えもしない手を打つのが藤井君なのではないだろうか?との考察。
私は藤井君よりもそのAI分析をする友人がスゲーと思った。
なので、AIは決まりきった枠の中では力を発揮するけど、天候も読めない、人の動きも読めない、人の購買行動も読めない場合、打つ手が限られるのだ。人間の臨機応変に対応する能力の方が勝つのだ。
よって、この分野はAIに、この分野は人間に!というのが理想の社会なのではないだろうか?
過去に人間が撮った写真をAIに加工して油絵にしてもらいました。この場合、油絵を一から書くよりも効率的という点ではAIに軍配をあげたい!
結構氣に行った写真
それをAIにより油絵加工(実写ではお昼過ぎの風景だが、油絵変換すると何故か夕暮れ時のイメージに。もしも映画(ドラマ)撮影監督がこれを見たら、イメージと違うと却下になるだろう)。でも単体の油絵として観るといい絵が描けてる!とも取れる。受け取り手次第なのかな?