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生きてる米を作ろう [社会]

やなせたかし氏が94歳であの世へ行かれました。

長男が産まれ、息子も当然のように「アンパンマン」が好きになり、主題歌CDを買った時に衝撃を受けました。

それはジャムおじさん(わたし達世代には、サザエさんのマスオさんの声)が歌う「生きてるパンをつくろう」でした。。。

「生きてるパンをつくろう」歌詞


「生きてるパンをつくろう」作詞:やなせたかし

生きてるパンをつくろう

赤ちゃんは はだかで 生まれてくる
どじょうも はだかで
かえるも はだか
しかし たべずには 生きられない
ひもじいことは がまんできない
どんな ちいさな虫だって
たべずにいれば死んでしまう

おいしいパンをつくろう
生きてるパンをつくろう
いのちがけでつくろう いのちのパンを

ゴリラは毛だらけで パンツもしない
きんぎょは はだかで
みみずも はだか
しかし へいちゃらで 生きてるよ
ひもじいことは がまんできない
どんな えらい人だって
たべずにいれば死んでしまう
死んでしまう 死んでしまう


何に衝撃を受けたかというと・・・食べずにいれば死んでしまう、しかも子供の歌の中に「死んでしまう」というタブーのような言葉が。しかもリフレイン!食べることの大事さ、生き物全てに共通した真実が!偉い人だって関係ない。裸で生まれて裸で死んでいく。今思えば子供にも「死」というものを教えなければいけない。

そして本日「手のひらを太陽に」というわたし達が小学生の頃歌った童謡もやなせたかし氏の作詞ということも知った。

世の中に真実を広い世代に伝えた作詞家は役割を果たしたのだろう。ご冥福をお祈りいたします!

私は農家として「生きてる米をつくる」ことをお約束します!


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