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愛は距離と時間を超えていく [社会]

私の中ではドラマ「それでも、生きてゆく」の余韻が冷めやらない。また、ラストシーンを観てしまった。放送当時の視聴率は一桁台だったらしいが、様々な賞を受賞している。それは珍しいことのようだ。

wiki「それでも、生きてゆく」

ドラマをよく観る私の友人もこのドラマだけは内容が重すぎて最初から遠慮していたみたいだ。世の中の見方も恐らくそうで、それが視聴率に反映されているのだろう。私にとっては視聴率なんてクソくらえ!だ。そもそもその測定方法にも疑問がある。まぁそんなことはさておき、いいものはいい!でいいんじゃぁないだろうか?

所詮、ドラマなんだけれども、「愛は距離と時間を超えていく」のか?を考えてみた。ドラマでは被害者家族と加害者家族の愛、被害者家族内での愛、加害者家族内での愛が描かれている。

ドラマ程の内容ではないが、私は家庭を壊されて離婚に追い込まれた。あれから5年が経過するが、壊した側を許してはいない自分がいる。ドラマのように15年という時間が経っても許せていないからまだ私には3倍の時間が必要なのか?

しかし、100キロ離れて暮らす子供のことを考えるといとおしい。当時小学生だった子供も中学生・高校生という思春期を迎えて面会日もほとんど会話にもならない(私が一方的にしゃべり続けている)が、可愛いと思う。日本人は「愛している」という表現が苦手で「好き」という表現の方がしっくりくるのではないか?と思う。お父さんとして嫌われていたとしても、こちらからの矢印は好きなんだなぁ・・・と思う。

養育費も払い続けて5年を経過したが、養育費を払う人は2割なんだとか。8割の人は義務があるにもかかわらず逃げているということになる。愛は消えていくものなのか?

私は子供たちが二十歳になるまで再婚しないと決めているが(まぁ出来ないのが現実であるが)、子供が二十歳まで払い続ける養育費という借金を背負っているから出来ないのである。養育費を払わない8割の人はわが子よりも自分を優先しているということだろうか?子供を犠牲にして自分が幸せと言えるのだろうか?

私の場合、あと6年ある。その時になって振り返ってみて初めて「愛は距離と時間を超えていく」と言えるのかもしれない。

あとドラマでは朝日を見ながら、離れ離れになったお互いを思いやる。同じ太陽を見ているのである。太陽はやはり希望の光なのである。何千年も何万年もの間、距離を超えて輝き続けている。私も太陽を見本に生きていこう!「太陽は距離と時間を超えていく」そして「愛は距離と時間を超えていく」


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